sawmill-series/全9回製材所シリーズ

第6回 木を使う上で最も大切な工程はこれ!

こんにちは! 新人デザイナーの西尾です!

始まりました! 「製材所突撃シリーズ」第6回! 京都河原町にある事務所から奈良県の製材所へ突撃してきました!

ヒノキの丸太入手→木の皮をむく→製材する→乾燥させる→出荷

この工程のうち、今回は「乾燥させる」です!

ヒノキの丸太が切られて無事皆さんがホームセンターの資材コーナーなどで目にする四角いヒノキの木材になりました。しかし、これではまだまだ終われません!

大切なのはここから!

 

乾燥です!

乾燥していないヒノキの木を使うことはありません。

ヒノキの木は乾燥させて初めて力を発揮するんです!

ヒノキの木を乾燥させるためには、やり方がいくつもあります。

 

今回は

・乾燥機を使って人工的に乾燥させる(人工乾燥)

・自然に乾燥させる(天然乾燥)

の2つに限定してお話しようと思います!

 

まず、人工的に乾燥させる場合。

こちらを使います!

なにこれ、と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これ、実は乾燥機なんです!

と言っても、私達、木を愛してやまないFIVE DESIGNSの乾燥機は一味違いますよ!

なんとこちら、手作りの乾燥機なんです!

通常の乾燥機と違う点は、温度です!

 

一般的には

低温乾燥が40~60℃程度

中温乾燥が80~90℃程度

高温乾燥が100℃以上

くらいです。

 

ですが、私達FIVE DESIGNSの乾燥機は

なんと!

脅威の35℃です!

私達FIVE DESIGNSが持つ乾燥機は、低音乾燥機をさらに下回る、超低温の乾燥機なんです!

何? ちょっと40℃より下げておこうってこと?

いえいえいえ! そうではありません!

手作り超低温乾燥機の温度「35℃」というのは、大体夏の環境くらいを目安に考えられているんです!

より自然な状態で、自然に乾燥させる…

そう、木は自然のものです。

自然な状態で乾燥させてあげることが、木にはとってもいいんです!

より自然な温度で自然な状態で乾燥させるために、FIVE DESIGNSでは35℃という超低温でゆっくり、じっくり、しっかり乾燥させているんですよ!

超低温の状態で2~3週間くらい乾燥させます。こうすることでヒノキの木の特性が生きた状態を保つことができるんです!

ここで一つ豆知識なのですが、

高温乾燥機の中って実は…… 真っ黒になるんですよ。

なぜかというと…

木が持っている油分、油が乾燥機の中にくっつくからです。

木の油分はタールと呼ばれ、真っ黒で、ベトっとしているそうです!

触るまでには至りませんでしたが、画像を見てもらったら若干黒いところが見えると思います。

これが、木の油、なんです!

 

さて、話を戻しましょう。

続いては天然乾燥です。

早速ですが、ここでクイズです!

天然乾燥にはどれくらいの時間がかかるでしょうか!

1、1週間

2、1ヶ月

3、半年以上

 

 

 

正解は…

 

3の半年以上です!

 

ヒノキの木材の状態にもよりますが、半年から1年くらい乾燥に時間がかかるそうです。

しかし、しっかりゆっくり乾燥させることができるので、人工乾燥よりも強度が高いのが特徴で、大きなメリットです!

短時間で乾燥させることができて、大量に木材の量を増やしたい時は高温乾燥です。

流通している多くの木材がこれにあたります。

たくさん木材が欲しい! そんな時は高温の乾燥機が登場、ということですね!

ですが、ここで違いが生じてきます。

人工乾燥の場合は一気に乾燥させるので「内部割れ」と言って、表面には出てこない割れが生じます。一方で、天然乾燥では「外割れ」と言って、外側に割れが生じます。

実は、

外割れと内部割れの強度を比べると、外割れの方が強度が高いんですよ!

ちょっと意外ですよね!

パッとみた時に外側に割れを見つけると「うわっ、割れてる! 危ない!」と思ってしまうかも知れませんが、実は外側にある割れは丈夫な証拠でもあるんです!

だからこそ、FIVE DESIGNSの事務所に置いているヒノキの机は、外側に割れが見えていますが、とっても丈夫なんですよ!

先ほど、

天然乾燥が半年くらいとお話ししたんですが、ここでもFIVE DESIGNSはさらに、さらにこだわっていきます!

天然乾燥をさせた後、出荷前に超低温乾燥機でさらに2週間ほど乾燥させているんです!

天然乾燥だけではなく、その後の超低温乾燥機での人工乾燥によってしっかりと乾燥させることで、私達は万全の状態で出荷しているんです!

こうした徹底したこだわりをもって、私達FIVE DESIGNSでは日々お客様の夢の実現をサポートしています。

本当はログハウスに住むのが夢だったんだ。

実はウッドデッキを作って、家族で楽しくバーベキューをしてみたかったんだ。

そう思っても、次に出てくるのはこんな気持ちではないでしょうか。

でも、

そんなの夢だしなぁ…

でも、

やっぱり無理だよね…

諦めてしまう前に、一度お客様の夢を聞かせていただけませんか?

私達は木が好きです。

素敵な暮らしのお手伝いがしたいです。

「相談してよかった」と、言っていただける時が何より嬉しいです。

「本当は…」

「実は…」

「夢というには小さすぎるしなぁ…」

大丈夫です!

とっても素敵です!

夢に大きいも小さいもありません!

素敵じゃない夢なんて、1つもないんです!

「やってみたいこと」「してみたいこと」「あったらいいなぁ」そんなお客様の気持ちこそが、心の中にある素敵な夢です。

私達は、お客様と一緒に作り上げていく「共創」をとても、とても大切にしています。

お客様の心にある夢のお話を、是非私達に聞かせてください。

できることを一緒に探してみませんか?

夢を一緒に作っていきませんか?

お電話でも、メールでも大丈夫なので、気軽にご相談くださいね。

大切な夢を形にするために、

さぁ、丸太を探しに行きましょう!

 

 

高温乾燥させたものと、天然乾燥させたものの違いについてはこちらで詳しくお話ししていますので、一緒に読んでみてください!

 

製材所シリーズはこちら!

第1回 知っていましたか? 木に油分があるということを…:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1775/

第2回 実はこれ、巨大なヒノキの丸太の皮をむく機械です!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1790/

第3回 巨大な丸太を真っ直ぐに製材する驚きの方法とは!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1810/

第4回 この黒いものの正体、分かる方いますか……?:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1822/

第5回 製材所の巨大ノコギリを見たことがありますか!?:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1841/

第6回 木を使う上で最も大切な工程はこれ!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1858/

第7回 ヒノキの木材が割れているのに使える驚くべき理由とは…!? https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1895/

第8回 そんなこともするの?背挽きを入れた後のもう一つの工程とは! https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1902/

第9回 日本の自然を守るには木をたくさん切らないといけないってホント!? https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1926/

番外編 二種類の木の違いのわけが、あなたにはわかりますか!?https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1860/ 

AUTHOR

青川 剛氣

株式会社 FIVE DESIGNS 代表取締役

「人はカッコいい人からモノを買う」と持論を展開する青川です。「カッコ良く生きる」を実践するためにや趣味や仕事に忙しい毎日を、あれやこれやと模索しながらすごしてます。

CONTACT

ご相談・お問い合わせは
お気軽にどうぞ

TEL. 075-950-9827

営業時間 | 9:00〜18:00(土日祝休)

お問い合わせ