sawmill-series/製材所シリーズ

全9回製材所突撃シリーズ!第4回 この黒いものの正体、分かる方いますか……?

こんにちは! 新人デザイナーの西尾です!

始まりました! 「製材助突撃シリーズ」第4回! 京都河原町にある事務所から奈良県の製材所へ突撃してきました!

ヒノキの丸太入手→木の皮をむく→製材する→乾燥させる→出荷

この工程のうち、今回は「製材する」の、その2です!

今回は、前回の記事で挽いたヒノキの木材をさらに掘り下げていきますよ!

 

いきなりですが、こちら!

この黒いモノ、なんだと思いますか?

 

 

実は…

 

「カビ」なんです!

 

でも、ここで皆さんに本当に見ていただきたいのは、カビが生えている場所です!

 

左右にカビが生えていますよね。

実は、カビが生えている場所は「白太」の部分だけなんです!

 

今までに、赤身のところには木の特性が詰まっているところとお伝えしてきました。(赤身と白太の話はこちらで詳しくしています。https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1760/

赤身にある抗菌などの木の特性によって、カビは生えにくいんです。

赤身の力、恐るべし…

 

赤身部分でもう一つ!

こちらの画像を見てください。

これはヒノキの木材の断面なのですが、どちらが強いヒノキの木材だと思いますか?

 

強いのは……

 

右側です!

注目して欲しいのは年輪(建築業界では「目」と呼びます)の幅です!

左右で比較すると、左はやや広く、右は細かいのがわかると思います。

木は、目が細かいものがより強度が高いんです!

 

どういうこと??と思われると思うので、電車にたとえてみましょう。

ほとんど人がいない電車の中に自分が立っていて、急ブレーキがかかったとき、すぐにバランスを崩してしまいますよね。

一方で、身動きできないぐらい混み合った満員電車が急ブレーキをしたとき、互いに押し合う状態になって転びはしません。

ヒノキの木材でもこういうことが起こっているんです。

先程の画像をもう一度見てください。

目が細かいのはそれだけ繊維が密集している証拠です。

右側のヒノキの木材の方が、左側よりも衝撃に耐えられます。

ただ…

ここで誤解してほしくないのは、左側の木は目が粗いからすぐ折れるダメな木!ということではありません。電車の例はあくまでイメージです。

画像の木はヒノキで、ヒノキは針葉樹林になるので木の油分も含んでいます。粘りがあって強い木です。根本的には、強いんです。左右で比べると目が細かい方が勝っていますが、左の木もしっかりしたヒノキの木材です。

小枝のように簡単にポキッと折れることはありません!

ここだけは誤解しないでくださいね!

木はとても丈夫な自然の素材です。

FIVE DESIGNSの事務所に置かれている木の机もまたヒノキでできています。

この机、アップにするとこんな感じになります。

みていただけるとわかる通り、割れていますよね?

亀裂が走ったようなこの割れがあっても、机はびくともしません。

乾燥させるところの記事で詳しくお話ししますが、木はこうやって割れている方がしっかり乾燥して丈夫なんです。

割れていても全く動じない、これが木の強さです。

 

イメージとしては、割り箸を5膳、まとめて折るのはとっても力が入りますよね?

割り箸はあれだけ細いのにもかかわらず、です。

 

私達が使っている机ももちろん丈夫です!

木って、本当に丈夫な素材なんですよ!

そのため、鉄筋コンクリートが主流になっている中でもやはり木を製材して柱や梁(ハリ)などの構造材にしているところも多くありますし、自然素材で安心です。

私達FIVE DESIGNSでは、そんな自然素材である木を存分に生かした木の家づくりを京都と滋賀で行なっています。

木が持っている長所短所を正しく理解し、しっかりと生かしていくのが私達のこだわりです。

同時に、お客様の憧れ・夢をとことんお聞きすることで、どこに、どのように、どの木を使っていけば魅力を存分に生かすことができるのかをしっかり考えた上でお客様に提案していきます。

この木はここに使わないとダメ!

そう言ってしまうのではなく、あくまでお客様の「これがしたい」「こんな風にしたい」という夢に、どうやって木の魅力を最大まで生かしていくかを一緒に考えて行きます。

あなたの夢の中で、木の魅力が最大まで輝いてくれる…。

だからこそ帰る家がとても温かく感じる…。

これこそが、住まいの理想の形なのではないでしょうか。

帰る家だからこそ、木の温かみがある、ホッとできる場所であって欲しい、とFIVE DESIGNSは考えます。

一緒に創りあげていく「共創」を理念としているからこそ、お客様を置いてけぼりにせず、お客様の夢をどのように実現していくのかをとことん考えます!

でも、正直ぼんやりとしていてうまく言葉にできないんだよね…

それでも大丈夫です!

電話でうまく伝えられない、メールでもうまくまとまらない…

そんなときは、一度お話ししませんか?

相談だけでも大丈夫です。

すぐに決めなくて大丈夫です。

自宅に持ち帰ってじっくり悩んでいただく……とってもいいと思います!

相談だけであっても、私達はしっかり、とことんお話をお聞きします。

ご相談は随時行っているので、気軽にお電話くださいね。

あなたの素敵な夢の話を、是非私達に聞かせてください。

そして、もしも夢の実現に一歩踏み出す時がやって来たら、その時はFIVE DESIGNSのメンバー全員で言わせていただきます。

 

「さぁ、丸太を探しにいきましょう!」 

 

 

製材所シリーズはこちら!

第1回 知っていましたか? 木に油分があるということを…:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1775/

第2回 実はこれ、巨大なヒノキの丸太の皮をむく機械です!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1790/

第3回 巨大な丸太を真っ直ぐに製材する驚きの方法とは!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1810/

第4回 この黒いものの正体、分かる方いますか……?:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1822/

第5回 製材所の巨大ノコギリを見たことがありますか!?:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1841/

第6回 木を使う上で最も大切な工程はこれ!:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1858/

番外編 二種類の木の違いのわけが、あなたにはわかりますか!?:https://www.fivedesigns.co.jp/journal/journal-1860/ 

AUTHOR

青川 剛氣

株式会社 FIVE DESIGNS 代表取締役

「人はカッコいい人からモノを買う」と持論を展開する青川です。「カッコ良く生きる」を実践するためにや趣味や仕事に忙しい毎日を、あれやこれやと模索しながらすごしてます。

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