wood-design/WOOD DESIGN

屋外使用を可能にする劣化速度の遅いスギ材の開発も最終段階に入りました

元々は外壁材や縁側(今で言うウッドデッキなようなもの)には積極的に 木材が使われてきた。と言うよりも、木材しか使う材料がなかった。

今はどうだろうか。木材に変わる建材(鉄、コンクリート、樹脂はかもろもろ)が市場に沢山出回っている。

ノーメンテナンスという神がかった言葉が一人歩きし、あたかも何十年と何もせずに家が新築のまま維持される。と、夢を見る人が増えた。

現状はどうだろう。

ノーメンテナンスなんてものは存在しない。ガルバニウム、樹脂、ありとあらゆるものがメンテナンスなしでは現状すら維持できないし、劣化は必ず訪れる。

その劣化が木材のように早いのか、いや。ほんのちょっと(3年から5年)遅いのかの差しかない。木材は確かに他の素材に比べると劣化は早い。※これにはいくつかの条件がありますが、ここでは割愛します。

ただ、木材の持つ質感、風合い(なんというのか言葉に表すのが難しいやつです)は、樹脂製のデッキには出せない。樹脂だって紫外線で劣化はするし何も木材と変わらない。ただ、ほんの少し劣化が遅いだけ。

適切な木材に対しての情報が極端に少ないのはどうしようもない。腐るのには腐るだけの理由がある。

僕たちは、木材の劣化(紫外線劣化、腐朽菌劣化、害虫(シロアリ等))を金属サイディングや樹脂くらいに遅らせる研究(大袈裟だけど)をしている。そう。木材の持つ素材感を残しながら劣化を遅らせる方法を模索している。

木材を屋外等で幅広く使用できるなら、デザインの幅は確実に広がる。ゆっくりとした経年変化を楽しめる。何より気持ちが心が安らぐ。

屋外、屋内問わず、木材(日本の杉)を積極的に住宅の外壁、ウッドデッキ、フェンスなどに使えたら、どんなにかっこいいだろう?映画の中で出てくるアメリカの家に憧れた男子女子は少なくはないだろう。

※アメリカンヴィンテージの家やシルバニアファミリーのような可愛い家に住みたい。の、ような感情は誰しもが一度は持ったことがあるのではないでしょうか。

今回、京都大学と共同研究という形で実験を依頼した。この結果次第では、積極的に外壁に杉材を使える日も近いかもしれない。

現状、僕たちが行った自主的な実験では(JISの試験を真似たようなもの)相当良い結果が出ている。ただ、それは自主的なもので、公的な第三者が行う試験ではない。

住宅デザインの可能性を広げるために、公平なジャッジを京都大学生存圏研究所に依頼した。

結果が出るまで半年。長い。ゾッとする。不安。ありとあらゆる感情が襲ってくる。あーーー。やばい。怖。

AUTHOR

青川 剛氣

株式会社 FIVE DESIGNS 代表取締役

「人はカッコいい人からモノを買う」と持論を展開する青川です。「カッコ良く生きる」を実践するためにや趣味や仕事に忙しい毎日を、あれやこれやと模索しながらすごしてます。

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