商品の見方を変えるだけで市場は激変する
商品を売ろうとする時、どうしてもバイアス(先入観、思い込み)がかかり頭がカチカチになる。
ユーザーがその商品を手にとって、何をしたいんだろうか?
その商品を一つの売り方にこだわっているのは、もしかすると自分たちだけなのかもしれない。
この売り方が正解なんだ。と、考える方が実際問題、楽なんだ。
でも、このコンフォートゾーンから抜け出さないとなにも始まらない。そのためにまず、仮説を立ててみる。本当にユーザーはこれが欲しいのだろうか?これが欲しいんじゃなくて、もしかすると…。
一から十まで疑ってかかる。そうするとおのずと何か不自然なことが見えてくる。奥の方に眠っている何かが見えてくる。
あれ?もっとこうしたらあれ?
ってな具合に運がよければパッと開ける。運が悪くても考えた分だけ思考の幅が広がり、違った視点で物事が見えてくる。
こうなると楽しくなる。どんどん湧いてくる。ブレインストーミングなんて格好いいことはしなくてもいい。ワイワイガヤガヤと意見を出し合う。
ここで楽しんで終わるんじゃない。もっと深掘りする。可能性を引っ張り出す。一つだけなんて決めてかからないこと。可能性がある限り出し切る。ここが重要なポイント。
そうしてまとめる。簡単にまとめる。市場がどうとかは後。とりあえず可能性をまとめる。
まとめ始めるとまた違った展開が見えてくる。甘かった部分。テンションが上がっていた部分。その辺りを冷静にまとめる。
簡単に書いてますが、ここまでくるのに1ヶ月かかる場合もあるはず。もちろん1日でパッと出ることもある。大変な作業。
でも、自分たちのやっていることが、どこかの真似だとしたらそこには勝てる市場は無いんです。プライシング(価格)勝負の泥沼試合。
自分のやっていることを信じることも大切。でもまずは疑う。葛藤の狭間で戦い仮説を立てて可能性を探る。この単純で精神的に疲れる作業をするから、ユーザーの購買心理にわずかでも触れることができる。
だから、物は売れるんだと僕は考えます。
FIVE DESIGNSはコンセプト立案、企画から、イメージの統一化、スペースデザイン、ブランドエクイティ(価値)認知の増加を含めて強みがあります。ぜひご相談ください。

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